製造業で広がるオンライン工場見学

コロナ禍において大型展示会や対面型の商談機械の減少により、新たな販路拡大が厳しい状況にあります。
顧客が契約前に設備や生産方式などを確認するため、工場見学を行っていたがコロナ禍で工場見学ができず製品の立ち上げを延期した顧客も多いという。

コロナ禍でも安定的に事業活動や生産活動していることをアピールし自社への信頼性を高める取り組みとして「動画」の活用があります。

オンライン工場見学

オンライン工場見学

オンライン工場見学は製造現場と取引先とで密接な関係を維持し、事業の円滑な継続や新規顧客の開拓につなげることができます。
またウェブ会議システムなどを活用し、案内役が説明しながら生産現場をリアルタイム中継することも可能。
顧客立ち会いのもと工場内で実施していた試験、検査、工程監査なども遠隔で対応できます。

「ライブオンライン工場見学」

Zoomなどのウェブ会議システムを利用し社員の方に案内してもらいながら工場内を見て回れる「ライブオンライン工場見学」というサービスもできます。「バーチャル工場見学」というとユーザーが個人で見て回る形が一般的ですが、その場で直接質問したり説明をしてもらえるのが嬉しいところです。
商品製作の裏側を公開することで、既存ファンからの信頼や安心にも繋がるほか、新規顧客に興味を持ってもらうきっかけともなり得ます。
このように、商品の背景ストーリーを届けることはファンづくりにも効果的です。

オンライン工場見学

集客・採用・PRそれぞれの面で効果的

実は工場見学は、集客だけでなく採用やPRにも効果的です。入社希望の方には、社内にある設備や働く環境を事前に知ってもらうことができ、安心感に繋がります。
就活生に向けたオンラインインターシップもたとえば動画を使って事業内容を説明したり、Web会議システムやチャットツールを使って多くの参加者とコミュニケーションを図ったりと、オンラインならではの手法で採用活動を充実させることができます。

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